ビジネス・ミーティングの場で微笑みながら話している男女

研究・開発を経た行動

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サステナビリティ:今までの歩みと今後の展望

サステナビリティと環境管理活動は、常にフェデックスが優先している課題であり、これまでに多くのことを達成してきました。

2009会計年度から2020会計年度にかけて(FY09〜FY20)、フェデックスが日々お届けする貨物の平均量は110%増加しました。このような驚異的な成長を遂げたにもかかわらず、同時期にCO2排出量の原単位を売上高ベースで40%近く削減することができました。

現在フェデックスが掲げる目標は2040年までのカーボンニュートラルな運用です。フェデックスの進化を加速させるために、業界のリーダーたちといかに連携しているかをご紹介します。

2009会計年度から2020会計年度にかけて(FY09〜FY20)、フェデックスが日々お届けする貨物の平均量は110%増加しました。このような驚異的な成長を遂げたにもかかわらず、同時期にCO2排出量の原単位を売上高ベースで40%近く削減することができました。

現在フェデックスが掲げる目標は2040年までのカーボンニュートラルな運用です。フェデックスの進化を加速させるために、
業界のリーダーたちといかに連携しているかをご紹介します。


2009年と2020年の荷物量とCO2e排出量統計のグラフィック
2009年と2020年の荷物量とCO2e排出量統計のグラフィック
2009年と2020年の荷物量とCO2e排出量統計のグラフィック
2009年と2020年の荷物量とCO2e排出量統計のグラフィック
2009年と2020年の荷物量とCO2e排出量統計のグラフィック
2009年と2020年の荷物量とCO2e排出量統計のグラフィック

                                    *売上高ベース


Yale Center for Natural Carbon Capture設立のサポート

カーボンニュートラルな運用に向けた20億ドル規模の投資の一環として、イェール大学に1億ドルを寄付し、Yale Center for Natural Carbon Capture(イェール天然炭素回収センター)設立のサポートを行いました。同センターでは、地球上の余分な炭素を取り除き蓄積することで、温室効果ガスの排出量を相殺することに注力が充てられます。自然科学やエンジニアリング部門の専門家と連携しながら、短期的なアプローチと長期的なアプローチの組み合わせを検討していきます。最終的な目標は、航空部門全体における排出量にグローバル規模で影響を与えることのできる炭素除去戦略のポートフォリオを作成することです。

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「気候変動への対応は、緊急の行動を要する複雑な課題であり、天然炭素の回収戦略はこのような行動の重要な一環となります。」

イングリッド・C・インディ・バーク博士
カール・W・ノブロック・Jr大学院長

イェール環境学大学院


BrightDropとタッグを組んで電気自動車システムを提供

ゼネラルモーターズ・ファミリーの最新ビジネスであるBrightDropは、電動パレットや電動バンなどの電動配送システムを提供しています。これにより、貨物のタッチポイントを減らして配送ドライバーの身体的負担を減らしながら、排出ゼロの配送が可能になります。

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「この新しい [BrightDrop] 製品スイートを導入することで、フェデックス・エクスプレスの配達における安全性、セキュリティ、即時性の向上につながり、同時に環境への影響を軽減し、クーリエの健康を守ることができます。」

リチャード・スミス
フェデックス・エクスプレス・南米アメリカ地域リージョナル・プレジデント


チャリティ・コラボレーションでヨーロッパの住民に向けてカーゴバイクの普及をねらう

カーゴバイクは、まだ開発されていない可能性を秘めるサステナブルな交通手段として注目されています。ヨーロッパの多くの都市では、カーゴバイクは日々の短距離移動において自動車に代わる現実的な選択肢となっています。

フェデックスは、Global Alliance of NGOs for Road Safety(交通安全のためのNGOグローバル・アライアンス)とEuropean Cycling Federation(ヨーロッパ・サイクリング連盟)と連携し、自転車を自動車に代わる安全かつサステナブルな交通手段としてアピールすることを目的としたプロジェクトに取り組んでいます。

現在3年目に突入するこのコラボレーションは、今年ポズナン(ポーランド)、バレンシア(スペイン)、プッリャ州(イタリア)で公共使用を目的とした小規模フリートのカーゴバイクを展開する予定です。このような機会を通して、地域社会の行動の形成に貢献し、住民の皆様がサステナブルな選択をできるよう促しています。

オランダのNGOと協力してヨーロッパのサステナブルな交通部門への道を開く

2040年までにカーボンニュートラルな運用を達成するという自社の目標への道のりと並行して、業界におけるサステナブルなソリューションを加速できるよう関係の構築も行っています。環境チャリティ団体のNatuur & Milieu(Nature & Environment)と連携し、サステナブルなソリューションの認識や、道路・施設・航空における物流のカーボン・フットプリントの削減を目指す3つのプロジェクトを立ち上げました。

フェデックスでは、物流センターにおける再生可能エネルギーや充電インフラストラクチャの利用を促進することで、中小規模のフリート・オペレーターの運用の電動化をサポートし、最終的にはヨーロッパに合成航空燃料を普及させることを目標としています。